﨟次(らっし)も無(な)・い
秩序や順序がない。たわいもない。だらしない。らちもない。「さしもの大軍も—・くくずれてしまいました」〈谷崎・盲目物語〉
らっ・する【拉する】
[動サ変][文]らっ・す[サ変]無理に連れていく。拉致(らち)する。「だんだん彼を好ましからぬ方向へ—・して行くようであった」〈谷崎・神童〉
ラプエルタ‐デル‐ディアブロ【La Puerta del Diablo】
中央アメリカ、エルサルバドルの首都サンサルバドルの南東郊にある岩山。スペイン語で「悪魔の門」を意味し、二つの岩山に挟まれた深い谷に由来する。近隣のバルボア公園とともに景勝地として知られる。
ラ‐ベガ【La Vega】
ドミニカ共和国中部の都市。正式名称はコンセプシオン‐デ‐ラ‐ベガ。セントラル山脈北麓のシバオ谷に位置する。15世紀末にコロンブスの弟バルトロメが建設し、金鉱採掘で発展。現在、周辺ではコーヒー、カ...
ラモン‐クレーター【Ramon Crater】
イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある広大な窪地。ベールシェバの南約85キロメートルに位置する。幅10キロメートル、長さ40キロメートルにわたって深さ500メートル近い谷が広がる。クレーターとよばれる...
ラ‐ラビン‐サンジル【La Ravine Saint-Gilles】
インド洋、フランスの海外県レユニオン島にある渓谷。同島西岸の町サンジル‐レ‐バンの内陸に位置する。鳥の名が付いた三つの滝があり、同島出身のフランス高踏派の詩人ルコンド=ド=リールが、創作の霊感を...
らんざん【嵐山】
⇒あらしやま(嵐山)
埼玉県中部、比企(ひき)郡の地名。槻川(つきがわ)が貫流、渓谷は京都の嵐山に倣(なら)って武蔵嵐山(むさしらんざん)とよばれる景勝地。
らん‐でいりゅう【乱泥流】
海底に堆積していた土砂が、地震の地滑りなどによって攪拌(かくはん)され、高密度の懸濁(けんだく)水塊となって海底斜面を流れ下るもの。浸食して谷を刻み、深海底などへ大量の土砂を運搬する。混濁流。
ラーンシュタイン【Lahnstein】
ドイツ西部、ラインラント‐プファルツ州の都市。コブレンツの南郊、ライン川とラーン川の合流点に位置する。川を見下ろす山の上に13世紀建造のラーンエック城がある。温泉保養地としても知られる。2002...
リアス‐かいがん【リアス海岸】
《riasはスペイン語で深い入り江の意》浸食で多くの谷の刻まれた山地が、地盤の沈降または海面の上昇によって沈水し、複雑に入り組んだ海岸線をなすもの。スペイン北西部の大西洋岸のガリシア地方や、日本...