とよ‐ほ・く【豊寿く/豊祝く】
[動カ四]《後世は「とよほぐ」》よろこび祝う。祝福する。「—・き寿(ほ)き廻(もとほ)し献(まつ)り来し御酒(みき)ぞ」〈記・中・歌謡〉
とよ‐みき【豊御酒】
酒の美称。おおみき。「—献(たてまつ)らせ」〈記・上・歌謡〉
とよ‐みてぐら【豊御幣】
幣帛(へいはく)の美称。「神風や—になびく四手(しで)」〈新古今・神祇〉
ぶ【奉/豊】
〈奉〉⇒ほう 〈豊〉⇒ほう
ぶざん‐は【豊山派】
新義真言宗の一派。天正年間(1573〜1592)に専誉が奈良県桜井市の長谷(はせ)寺を再興して始めたもの。同寺を総本山とし、東京都文京区の護国寺を別格本山とする。→智山(ちざん)派
ぶぜん【豊前】
福岡県南東部の市。周防灘(すおうなだ)に面し、宇島(うのしま)港を中心に工業地帯をなす。農業や漁業も盛ん。人口2.7万(2010)。 旧国名の一。現在の福岡県東部から大分県北部。
ぶぜん‐し【豊前市】
⇒豊前
ぶぜん‐の‐くに【豊前国】
⇒豊前
ぶらく‐いん【豊楽院】
平安京大内裏の朝堂院の西にあり、大嘗会(だいじょうえ)・節会(せちえ)・射礼(じゃらい)・競べ馬・相撲などが行われた所。正殿は豊楽殿。
ぶらく‐でん【豊楽殿】
豊楽院の正殿。