はいはん‐じしょう【排反事象】
ある試行において、一方が起これば他方は決して起こらないときの、それぞれの事象。
はっか‐げんしょう【白化現象】
サンゴが白くなる現象。サンゴの中に共生する直径0.01ミリほどの褐虫藻が、海水温の上昇などによりサンゴから抜け出すことにより起こる。そのまま褐虫藻が戻らないサンゴは死滅する。カリブ海・インド洋・...
はっ‐しょう【八象】
易の八卦(はっけ)の象徴するもの。乾(けん)は天、坤(こん)は地、坎(かん)は水、離は火、艮(ごん)は山、兌(だ)は沢、巽(そん)は風、震は雷をあらわす。
はな‐かめむし【花椿象/花亀虫】
半翅(はんし)目ハナカメムシ科の昆虫の総称。体は細長く、複眼が前方に突出し、翅(はね)はよく発達。草の上や樹皮下などにすみ、ハダニなどを捕るので有益なものも多い。
ハーディング‐げんしょう【ハーディング現象】
《herding phenomenon herdは群れの意》行動経済学において、個人が自己の合理的な判断を信頼せず、安心感を求めて多数派がとる行動に同調してしまうこと。→バンドワゴン効果
バックウオーター【backwater】
下流での水位変化の影響が上流に及ぶこと。豪雨などで本流の河川水位が高くなると、傾斜が緩やかな支流の水位が、本流との合流地点より上流で急激に高くなる現象をいう。堤防が決壊し、甚大な被害を及ぼすこと...
バックビルディング‐げんしょう【バックビルディング現象】
連続して積乱雲が形成され、数時間にわたって局地的に100ミリ以上の激しい降雨が持続する現象。記録的な集中豪雨をもたらす原因の一つとして知られる。
バビンスキー‐げんしょう【バビンスキー現象】
⇒バビンスキー反射
バブル‐げんしょう【バブル現象】
投機によって生じる実体経済と乖離(かいり)した相場・景気。→バブル経済
ばん‐しょう【万象】
さまざまの形。形あるすべてのもの。「森羅—」「暮色は今しも—を包去ろうとする」〈柳浪・骨ぬすみ〉