ゆうか‐しょうけん【有価証券】
財産権を表示する証券で、権利の移転・行使が証券でなされることを要するもの。手形・小切手・株券・債券・貨物引換証・船荷証券・倉庫証券・商品券など。
ゆうかん‐かいきゅう【有閑階級】
財産があり、生産的労働につかず、閑暇を社交や娯楽などに費やしている階級。
ゆうけい‐ざいさん【有形財産】
動産・不動産・商品・貨幣など、形のある財産。⇔無形財産。
ゆうげん‐せきにん【有限責任】
債務者の財産中の特定の物または一定額を限度として債務を支払えばよいとする場合の責任。⇔無限責任。
ゆう‐さん【有産】
多くの財産のあること。⇔無産。
ゆうさん‐かいきゅう【有産階級】
資本家・地主など財産をもっている階級。⇔無産階級。
ゆうせん‐かぶ【優先株】
利益配当や残余財産の分配などについて、普通株より優先的地位を認められる株式。代わりに議決権が制限されるなど、経営に関わりにくいという面がある。⇔後配株。
ゆうせん‐しゅっし【優先出資】
1 協同組織金融機関が普通出資を補完するものとして不特定多数の投資家を対象に募る出資。出資者は優先出資証券を受け取り、優先的に配当を受けることができるが、普通出資者総会での議決権はない。株式会社...
ゆう‐ふく【裕福】
[名・形動]財産や収入がゆたかで生活に余裕があること。また、そのさま。富裕。「—な家庭」「—に暮らす」 [派生]ゆうふくさ[名]
ゆずり‐じょう【譲り状】
平安中期以降、所領や財産を子孫などへ譲り渡すことを記した文書。鎌倉時代、武家はこれをもとに幕府から所領の安堵を受けた。ゆずりぶみ。処分状。「父、義時朝臣の頓死して、—の無かりし時」〈太平記・三五〉