ざいさん‐ぶんり【財産分離】
相続が開始した場合、相続債権者・受遺者、または相続人の債権者が、相続財産または相続人の固有財産から優先的に弁済を受けられるように、両財産を分離して清算する制度。
ざいさん‐ほう【財産法】
私法関係のうち、経済的生活関係に関する法。民法の物権法・債権法および商法など。→身分法
ざいさん‐もくろく【財産目録】
一定時期における企業の資産と負債について、個別的に価額を付して記載した明細表。
ざいさん‐りゅうほ【財産留保】
民法旧規定で、隠居または入夫婚姻によって家督相続が開始される場合に、被相続人である隠居者または女戸主が自分の全財産の一部を相続人に移転させないで留保すること。昭和22年(1947)廃止。
ざい‐しき【財色】
仏語。 1 金銭と物品。財物(ざいもつ)。 2 財貨と色欲。
ざい‐しょう【財相】
財務大臣のこと。
ざい‐せ【財施】
仏語。三施の一。僧侶や貧者などに金品を施し与えること。
ざい‐せい【財政】
1 国または地方公共団体が、その存立を維持し活動するために必要な財力を取得し、これを管理・処分する一切の作用。 2 個人・家庭・団体などの経済状態。かねまわり。
ざいせい‐あかじ【財政赤字】
国や地方自治体の歳出が歳入を上回っていること。また、その赤字の累積額。不足分は公債(国債・地方債)を発行して補う。財政赤字の状態が長く続き、債務が累積すると財政が逼迫し破綻するおそれがある。深刻...
ざいせいあんていか‐ききん【財政安定化基金】
介護保険制度の財政を安定させるために、介護保険法に基づいて都道府県に設置される基金。介護保険料の収納不足や介護給付費の増加によって、市町村の介護保険特別会計が赤字になりそうな場合、資金の交付・貸...