こうば‐ぶぎょう【貢馬奉行】
室町幕府の職名。毎年正月5日、諸国からの貢馬を将軍から朝廷へ献納するのに先立ち、将軍が内覧を行う儀式の総指揮を執った。
こう‐ほう【貢法】
中国古代、夏(か)の税法。農民一人に田地50畝を与え、その10分の1の収穫を貢(税)として納めさせた。
こう‐まい【貢米】
年貢として納める米。
こう‐ぶつ【貢物】
⇒こうもつ(貢物)
こう‐もつ【貢物】
献上する品物。みつぎもの。こうぶつ。
み‐つぎ【貢ぎ/御調/調】
[名](スル)《古くは「みつき」》 1 支配下にある国や人民が服従のしるしとして君主に献上する物品。みつぎもの。 2 「調(ちょう)1」に同じ。
みつぎのぜに【貢の銭】
《原題、(イタリア)Pagamento del tributo》マサッチョの絵画。フィレンツェ、サンタマリア‐デル‐カルミネ教会に付属するブランカッチ礼拝堂にあるフレスコ画。縦約2.5メートル、...
みつぎ‐ぶね【貢ぎ船】
貢ぎ物を運ぶ船。
みつぎ‐もの【貢ぎ物/調物】
支配者が税としてとりたてる物品。また、被支配者が献上する品物や金。みつぎ。「—をささげる」
み‐つ・ぐ【貢ぐ】
[動ガ五(四)]《「見継ぐ」と同語源》 1 金や物を与えて助ける。金品を差し出して生活の面倒をみる。「愛人に—・ぐ」 2 君主や支配者に金品を献上する。「領主に—・ぐ」 [可能]みつげる