ひん‐にゅう【貧乳】
俗に、女性の乳房が小さいこと。また、その女性。ぺちゃぱい。
ひん‐のう【貧農】
貧しい農家・農民。⇔富農。
貧(ひん)の盗(ぬす)みに恋(こい)の歌(うた)
貧しければ人の物を盗むようになり、恋をすれば歌を詠むようになる。必要に迫られればどんなことでもすることのたとえ。
貧(ひん)の病(やまい)
貧乏のつらさを病気にたとえた語。「—に肩身もすぼり」〈浄・卯月の潤色〉
貧(ひん)は世界(せかい)の福(ふく)の神(かみ)
貧乏は、かえって人を発憤・努力させ、後の幸福をもたらすもととなる。
貧(ひん)は菩提(ぼだい)の種(たね)富(とみ)は輪廻(りんね)の絆(きずな)
貧乏すれば心に執着がないから悟りの境地に入りやすいが、富貴になれば物欲にとらわれ、それが仏道に入る妨げとなって成仏できないということ。
ひん‐びょう【貧病】
1 貧乏と病気。貧しい人と病人。 2 貧しいことを病気にたとえていう語。「その—の妙薬を示されて」〈太宰・新釈諸国噺〉
ひん‐ぷ【貧富】
貧しいことと富んでいること。また、貧乏人と金持ち。「—の差が激しい」
ひん‐ぷく【貧福】
貧しいことと豊かなこと。貧富。
ひん‐みん【貧民】
貧乏な民。貧しい人々。