せた・む【責む】
[動マ下二]ひどく責める。さいなむ。「とざまかうざまに—・め給ふよ」〈狭衣・一〉
せめ‐さいな・む【責め苛む】
[動マ五(四)]むごく責める。ひどくいじめる。「良心に—・まれる」
せめ‐た・てる【責(め)立てる】
[動タ下一][文]せめた・つ[タ下二] 1 厳しく非難する。しきりに責める。「相手の過失を—・てる」 2 しきりに催促する。「子供に—・てられて遊園地に出掛ける」
せめ‐つ・ける【責(め)付ける】
[動カ下一][文]せめつ・く[カ下二]ひどく責める。厳しく非難する。「担当者の怠慢を—・ける」
せ・める【攻める】
[動マ下一][文]せ・む[マ下二]《「責める」と同語源》 1 戦争・試合などで、こちらから進んで戦いをしかける。攻撃する。「城を—・める」「立ち合いから一気に—・める」 2 俗に、物事を無難にす...
つみ・する【罪する】
[動サ変][文]つみ・す[サ変]罪があるとして責める。また、罪を責めて処罰する。罰する。「独り代議士を—・するわけには行かぬが」〈魯庵・社会百面相〉
て‐きびし・い【手厳しい】
[形][文]てきび・し[シク]手心を加えず、非常に厳しい。少しも容赦しない。「—・く責める」 [派生]てきびしさ[名]
とがめ【咎め】
犯した罪や過失を責めること。また、それに対する罰。そしり。非難。𠮟責(しっせき)。「お—を受ける」
とが・める【咎める】
[動マ下一][文]とが・む[マ下二] 1 悪いことをしたと心を痛める。「気が—・める」「良心が—・める」 2 傷やはれものをいじって悪くする。また、悪くなる。「膿(う)んで傷が—・める」 3 過...
とり‐た・てる【取(り)立てる】
[動タ下一][文]とりた・つ[タ下二] 1 多くの中から特別に取り上げる。「一度の失敗を—・てて責める」「—・てて言うこともない」 2 大勢の中から特に選び出して用いる。抜擢する。引き立てる。「...