かし‐こし【貸(し)越し】
1 一定の限度以上に貸すこと。⇔借り越し。 2 「当座貸越」の略。⇔借り越し。
かしこし‐げん【貸越限】
当座預金残高を超えて振り出された小切手に対して、銀行が支払うことを約した当座貸越の限度額のこと。
かし‐こ・す【貸(し)越す】
[動サ五(四)]一定の限度以上に貸す。「預金残高以上を—・す」
かし‐こそで【貸し小袖】
七夕の日、女子が裁縫の上達を祈って小袖などを織女星にささげ飾る行事。また、その小袖。星の貸し物。《季 秋》
かし‐さ・げる【貸(し)下げる】
[動ガ下一][文]かしさ・ぐ[ガ下二]政府・官公庁から民間に貸し与える。「国有地を—・げる」⇔借り上げる。
かし‐ざしき【貸(し)座敷】
1 料金を取って貸す座敷。貸し席。 2 《明治以後、公娼(こうしょう)が妓楼(ぎろう)の座敷を借りて営業したところから》遊女屋。女郎屋。
かしざしき‐ぎょうしゃ【貸(し)座敷業者】
有料で座敷を貸す業者のこと。「貸座敷」は、江戸時代には男女の密会のための部屋を表す言葉であり、明治以降は遊女屋・女郎屋の公称となった。
かし‐しつ【貸(し)室】
料金を取って貸す部屋。貸し間。
かし‐しぶり【貸(し)渋り】
銀行などの金融機関が、経営に問題のない企業に対し、条件を厳しくして融資を断るなど、資金の貸し出しに慎重になること。→貸し剝がし
かし‐しょうもん【貸(し)証文】
財物を貸した証拠として借り主に出させた証文。