まんがく‐かいとう【満額回答】
賃金交渉で、労働組合が要求した金額を、会社側がそのまま受け入れて支払うこと。→満額割れ
まんがく‐われ【満額割れ】
賃金交渉で、労働組合が要求した金額に対し、会社側が減額して支払うこと。→満額回答
みはらいちんぎんたてかえばらい‐せいど【未払(い)賃金立(て)替(え)払(い)制度】
会社が倒産し、賃金の支払いを受けられないまま退職した労働者に対して、未払い賃金の一部を国が事業主に代わって支払う制度。全国の労働基準監督署と独立行政法人労働者健康安全機構によって実施されている。
むさん‐かいきゅう【無産階級】
生産手段を所有せず、労働で得た賃金で生活する階級。プロレタリアート。⇔有産階級。
む‐ちん【無賃】
賃金・料金を払わないこと。また、料金がいらないこと。「—で働く」「—乗車」
めいもく‐ちんぎん【名目賃金】
貨幣額で表された賃金。その貨幣額で購入できる物量は物価に左右されるため、実質的な購買力は示されない名目的な賃金水準であるところからいう。→実質賃金
やと・う【雇う/傭う】
[動ワ五(ハ四)] 1 賃金を払って人を使う。また、料金を払って乗り物などを使う。「人を—・う」「ハイヤーを—・う」 2 借りて使う。借用する。「舌根を—・ひて、不請の阿弥陀仏両三遍申して止みぬ...
ゆうきゅう‐きゅうか【有給休暇】
休んでも出勤と同様に賃金の支払われる休暇。有休。→年次有給休暇
よい‐ぶっかじょうしょう【良い物価上昇】
需要の拡大や実質賃金の増加を伴い、景気の回復につながるような物価の上昇をいう。消費者物価の上昇によって企業の収益が改善し、労働者の賃金が上昇することで個人消費が活発になり、需要が増大する、という...
ヨーマン【yeoman】
14〜15世紀の英国で、封建的土地所有の解体過程の中で出現した独立自営農民。第二次エンクロージャーの過程において資本家と賃金労働者とに分解した。階層としてはヨーマンリー(yeomanry)という。