うみにゆらぐいと【海にゆらぐ糸】
大庭みな子の短編小説。昭和63年(1988)「群像」誌に発表。翌平成元年(1989)、第16回川端康成文学賞受賞。
うみねこのそら【うみねこの空】
いぬいとみこの児童文学作品。昭和40年(1965)発表。同年、第3回野間児童文芸賞受賞。
うみのはいえん【海の廃園】
山田克郎の小説。昭和24年(1949)発表。同年、第22回直木賞受賞。昭和35年(1960)テレビドラマ化。
うみをかんじるとき【海を感じる時】
中沢けいの短編小説、および同作を表題作とする小説集。昭和53年(1978)、第21回群像新人文学賞を受賞した著者のデビュー作。作品集も同年刊行。映画化作品もある。
うみをこえたものたち【海を越えた者たち】
笹倉明の小説。昭和55年(1980)、第4回すばる文学賞で佳作となった、著者のデビュー作。
うらさびしがわ【心淋し川】
西条奈加の連作短編小説集。江戸時代の、小さな川沿いの長屋に暮らす人々を描く全6作を収める。第164回直木賞受賞。
ウルフ‐しょう【ウルフ賞】
農業・化学・数学・医学・物理学・芸術の各分野において顕著な功績のあった人に贈られる賞。イスラエルの外交官リカード=ウルフが1978年に創設。 [補説]日本人では南部陽一郎や小柴昌俊、山中伸弥など...
うれてゆくなつ【熟れてゆく夏】
藤堂志津子の中編小説。北海道のリゾートホテルを舞台に、男女の愛と性、孤独や焦燥を描く。昭和63年(1988)刊行。同年、第100回直木賞受賞。
うんてんし【運転士】
藤原智美の小説。規則正しい生活を送る地下鉄の運転士を主人公とする作品。平成4年(1992)発表。同年、第107回芥川賞受賞。
うんなんしゅびへい【雲南守備兵】
木村荘十の短編小説。昭和16年(1941)発表。同年、第13回直木賞受賞。