そううつ‐しつ【躁鬱質】
クレッチマーによる気質類型の一。快活な気分と、憂鬱な気分とが交互に現れる気質。循環気質。
そ‐しつ【素質】
1 生まれつきもっている性質。「其品行の—は決して悪性なるに非ず」〈福沢・文明論之概略〉 2 将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。「音楽家としての—に恵まれる」
ぞうげ‐しつ【象牙質】
歯の主要部をなす組織。黄白色で骨質より硬く、歯冠ではエナメル質に、歯根ではセメント質に覆われ、内部に歯髄がある。歯質。
たい‐しつ【体質】
1 からだの性質。遺伝的素因と環境要因との相互作用によって形成される、個々人の総合的な性質。「風邪をひきやすい—」「特異—」 2 団体・組織などがもつ、性質や特徴。「日本人の—に合わない思想」
たい‐しつ【対質】
[名](スル)訴訟で、被告人・証人などの供述に食い違いがあるとき、両者を相対させて互いに言い分を述べさせる形で尋問すること。
たいしゃ‐ちゅうかんぶっしつ【代謝中間物質】
⇒代謝中間体
たいとう‐たんぱくしつ【耐凍蛋白質】
⇒不凍たんぱく質
たいりつ‐けいしつ【対立形質】
対立遺伝子によって支配され、同時に発現することのない、対(つい)になった形質。メンデル遺伝をし、表現型として発現するほうを顕性、発現しないほうを潜性という。エンドウの花の色における赤色と白色など...
タウ‐たんぱくしつ【タウ蛋白質】
中枢神経細胞に存在する微小管結合たんぱく質の一つ。アルツハイマー型認知症の患者の脳には、老人斑とともに、異常にリン酸化されたタウたんぱく質の沈着物(神経原線維変化)が見られる。
たけつ‐しつ【多血質】
ヒポクラテスの体液説に基づく気質の4分類の一。快活、楽天的、社交的で、気が変わりやすい気質。→黒胆汁質 →胆汁質 →粘液質