アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・細静脈・毛細血管など)の内皮細胞を傷つけ、壊死性の血管炎を起こす。顕微鏡的多発血...
アンギオグラフィー【(ドイツ)Angiographie】
血管造影法。放射線不透物質を注入して行う血管の放射線撮影。
アンギオテンシン【angiotensin】
《「アンジオテンシン」とも》肝臓から分泌されるアンギオテンシノーゲンという物質が、腎臓から分泌されるレニンによって活性化されたもの。血管を収縮させて血圧を上昇させ、さらに副腎皮質に作用してアルド...
アンギオテンシン‐へんかんこうそ【アンギオテンシン変換酵素】
《「アンジオテンシン変換酵素」とも》血管内皮細胞の表面に存在し、アンギオテンシンⅠをアンギオテンシンⅡに変換する酵素。この作用を妨げるアンギオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)は降圧薬や心不...
アンケート【(フランス)enquête】
多くの人に同じ質問を出して回答を求める調査法。また、その質問。
あん‐こく【暗黒/闇黒】
[名・形動] 1 真っ暗なこと。全く光のささないこと。くらやみ。また、そのさま。「—の宇宙」 2 社会の秩序が乱れ、また、人間性や文化が極度に圧迫されて、悪事や不安がはびこること。また、そのさま...
あんこく‐エネルギー【暗黒エネルギー】
宇宙に存在し、負の圧力としてはたらき、宇宙の加速膨張を引き起こす仮想的なエネルギー。さまざまな観測事実から、その存在は確かだと考えられているが、正体は明らかになっていない。2001年に打ち上げら...
あんこく‐こうし【暗黒光子】
暗黒物質同士の相互作用を担う、仮説上の光子。暗黒物質を構成するとされる未知の素粒子に、電磁相互作用に相当する作用が存在する場合、その相互作用において光子のようにふるまう性質をもつものと推定される...
あんこく‐バリオン【暗黒バリオン】
宇宙に存在する陽子や中性子からなる通常の物質(バリオン)のうち、従来の観測で把握できなかったもの。長らくその由来が不明だったが、新たな観測手法により銀河同士をつなげているフィラメント構造に中高温...
あんこく‐ビッグバン【暗黒ビッグバン】
宇宙の暗黒物質を生成したとされる仮説上の現象。通常の物質を生み出したビッグバンと異なる過程をたどり、インフレーション後に残ったエネルギーを解放したと考えられる。ビッグバンの約1か月後に発生したと...