いら・える【応える/答える】
[動ア下一][文]いら・ふ[ハ下二]返事をする。こたえる。「声をかくれば、『ヘイ』と—・えて」〈逍遥・当世書生気質〉
いらっ‐と【苛っと】
[副](スル)俗に、軽く、または瞬間的にいらだつさま。「上役の質問に—する」
い‐りゅう【移流】
大気・海水中の水蒸気・塩分などの物質や圧力・温度・エネルギーなどの物理量が、その流れによって運ばれること。普通は、水平方向の移動をさす。
いれ‐じち【入れ質】
中世に広く行われた不動産質入れの形式の一。金銭・米などを借りるとき、担保として質入れされた不動産は質取人(債権者)が自分で領有し、これから上がる利益を収得する権利をもつもの。→差し質
いろ‐え【色絵】
1 彩色した絵。着色画。⇔墨絵。 2 金銀などの薄い板を他の金属の彫刻した部分に焼きつける技法。 3 本焼きした陶磁器の釉(うわぐすり)の上に軟質の顔料で絵や文様を彩色し、低い火度で焼きつけたも...
いろ‐ぐるい【色狂ひ】
女色におぼれ、放蕩(ほうとう)すること。女狂い。「人間一生のうちに、一たびは—に取り乱さぬといふ事一人もなし」〈浮・子息気質・一〉
いろ‐ちがい【色違い】
1 「色変わり2」に同じ。「—のブラウス」 2 驚いて顔色の変わること。「息子—して、そんな大気な事承りますと身の毛がよだって寒気立ちます」〈浮・子息気質・三〉
いろ‐ちゅうしん【色中心】
透明な物質中に生じた格子欠陥。イオン結晶やガラスなどの非晶質中に局所的な電位が生まれ、特定の波長の光を吸収して着色して見えることに由来する。着色中心。
いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
いわい‐おんせん【岩井温泉】
鳥取県岩美郡にある温泉。貞観元年(859)開湯と伝えられ、山陰最古の温泉とされる。湯かむりで知られる。泉質は硫酸塩泉。