やせ‐め【痩せ目】
素地(きじ)の木質を乾燥・収縮させて木目の部分を高く残し、凹凸を表した漆器。木痩(きやせ)。
やせ‐やま【痩せ山】
土質が悪く、草木がよく育たない山。
やっき‐ほう【薬機法】
《「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の略称》⇒医薬品医療機器等法
やっきょく‐ほう【薬局方】
1 その国で使用される重要な医薬品について、一定の品質・純度・強度の基準を定めた法令。 2 「日本薬局方」の略。
やっこ‐そう【奴草】
ヤッコソウ科の寄生植物。シイの木の根に寄生し、高さ約7センチで全体に白い。太い肉質の根茎に鱗片(りんぺん)状の葉が十字形に対生し、形が奴凧(やっこだこ)を思わせる。晩秋、白い花が1個咲く。宮崎市...
やつぎ‐ばや【矢継ぎ早】
[名・形動] 1 続けざまに早く行うこと。また、そのさま。「—に質問する」 2 矢を続けて射る技の早いこと。また、そのさま。「競(きほふ)はもとより優れたる強弓精兵、—の手きき」〈平家・四〉
やつやつ‐し・い【窶窶しい】
[形][文]やつやつ・し[シク]ひどくやつれている。みすぼらしい。「—・いほど質素な服装などが」〈藤村・家〉
やなぎ‐うみえら【柳海鰓】
花虫綱ヤナギウミエラ科の腔腸(こうちょう)動物。浅海の砂泥底に直立し、長さ30〜40センチ。橙色の角質の太い骨軸があり、上部にシダのように葉片が並ぶ。骨軸をステッキ・箸(はし)などに利用。うみや...
やに‐こ・い【脂こい】
[形][文]やにこ・し[ク] 1 やにの成分が多い。粘りけが多い。「—・い材質」 2 しつこい。くどい。「—・い男」 3 か弱い。もろい。「そないに—・い普請やない」〈上司・太政官〉
やぶ‐こうじ【藪柑子】
サクラソウ科の常緑小低木。低い山地の林内に生え、高さ約15センチ。葉は長楕円形で先がとがり、質は厚くてつやがある。夏、数個の白い小花を下向きにつけ、冬に赤い実を結ぶ。鉢植えなどにし、正月の飾りに...