れいおんていし‐じょうたい【冷温停止状態】
原子炉が冷温停止を維持していること。平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故の収束に向けた取り組みにおいて、冷温停止状態の要件は、(1)圧力容器底部の温度がおおむねセ氏100度以下に...
れいき‐こう【励起光】
蛍光体などの物質に励起を引き起こす光の総称。紫外線のほか、可視光、X線が利用され、外部からの励起光のエネルギーを吸収して基底状態に戻るときに蛍光や燐光を発する。励起光と放射される光(蛍光・燐光)...
れいきゃく‐えんしんき【冷却遠心機】
回転部を低温に冷却できる遠心分離器。摩擦による発熱でたんぱく質や核酸などの試料が変性しないよう、冷却装置が備えられている。冷却遠心分離機。
れいきゃく‐ざい【冷却材】
原子炉内で発生する熱を炉外に取り出し、炉心を冷却するために用いる物質。軽水炉では水、ガス炉では炭酸ガスやヘリウム、高速増殖炉では金属ナトリウムなどを使用する。
れい‐くん【冷燻】
燻製を作る方法の一。セ氏20〜30度の比較的低い温度で数日ないし数週間燻煙する方法。肉質が締まり、水分が少なくなるので貯蔵性が高い。→温燻 →熱燻
れい‐こん【霊魂】
1 肉体と別に、それだけで一つの実体をもち、肉体から遊離したり、死後も存続することが可能と考えられている非物質的な存在。魂。魂魄(こんぱく)。 2 人間の身体内に宿り、精神的活動の根源・原動力と...
れい‐ちゅうせいし【冷中性子】
運動エネルギーが媒質中の分子の温度で、セ氏マイナス250度以下程度に相当する中性子。熱中性子を液体水素の減速材でさらに冷却することで得られ、中性子散乱分析や生体内の物質の挙動の観察などに利用される。
れい‐ばい【冷媒】
冷凍機・冷房機内を循環して、圧縮による液化・放熱、気化・吸熱を繰り返し、冷却する媒体として用いられる物質。アンモニア・フロンなど。冷却剤。
レオペクシー【rheopexy】
コロイド溶液に律動的な振動を加えると、粘度が増大してゲル化または固化する性質。棒状または板状の粒子のコロイド溶液などに見られる。逆チキソトロピー。
レオロジー【rheology】
《流れの意のギリシャ語から》物質の流動と変形に関する学問。プラスチック・ゴム・粘土・たんぱく質などの化学的に複雑な物質について、粘性・弾性・可塑性・接着・摩擦現象などを研究する。流動学。