あか‐いろ【赤色】
1 赤い色。また、朱色・緋色など赤系統の色。あか。 2 古代・中世の染め色の名。茜(あかね)と櫨(はじ)とで染めた、赤に黄みが加わった色。禁色(きんじき)の一。赤白橡(あかしろつるばみ)。 3 ...
あかいろうそくとにんぎょ【赤い蝋燭と人魚】
小川未明による創作童話。大正10年(1921)東京朝日新聞に掲載。欲のために人魚の信頼を裏切った人間に天罰が下される物語。
あかいろ‐の‐ほう【赤色の袍】
赤色2に染めた袍。太上(だいじょう)天皇が束帯を着用するときに用いた。地は綾、文様は八重菊・菊唐草が普通。赤色の御衣(おんぞ)。
あかいわ【赤磐】
岡山県中東部にある市。モモ・ブドウの果樹栽培が盛ん。南西隣の岡山市のベッドタウン化が進む。平成17年(2005)3月に山陽町、赤坂町、熊山町、吉井町が合併して成立。人口4.3万(2010)。
あかいわ‐し【赤磐市】
⇒赤磐
あか‐いわし【赤鰯】
1 塩漬けにし、または干して、油脂が酸化し赤茶けた鰯。 2 赤くさびたなまくらな刀のたとえ。「きさまたちの—で、なに、切れるものか」〈滑・膝栗毛・四〉
あか‐うお【赤魚】
1 アコウダイの別名。 2 フサカサゴ科の海水魚。東北地方以北に分布。全長約50センチ。味噌漬けや粕漬けにしたものが「あこうだい」の名で売られている。 3 ハゼ科の魚。河口にすむ。全長約15セン...
あか‐うきくさ【赤浮草】
サンショウモ科の常緑の多年生シダ。関西地方の沼や水田にみられ、水面に広がって増える。形はヒノキの葉に似て、紅色を帯びる。関東では別種のオオアカウキクサが多い。
あか‐うしあぶ【赤牛虻】
アブの一種。体長約3センチ。夏、渓流沿いの登山道や牧場で多くみられるが、平地にもいる。牛などから吸血する。
あか‐うに【赤海胆】
オオバフンウニ科のウニ。水深4、5メートルの岩場にすむ。直径7センチくらいで、やや平たい。ふつう暗赤色をしている。卵巣は食用。