おつ‐ど【越度】
1 律令制で、関所を破ること。通行許可証を持たず、関門を経ずに通過すること。罪科に処せられた。 2 法に反すること。〈日葡〉 3 「おちど」に同じ。「隠れたる瑕(きず)の少し候を、かくとも知らせ...
おつ‐にん【越任】
一定の順序を経ないで、上級の官職に任ぜられること。越階(おっかい)。おちにん。
おつ‐ねん【越年】
[名](スル)「えつねん(越年)」に同じ。
おつねん‐とんぼ【越年蜻蛉】
アオイトトンボ科の昆虫。体長約4センチくらい。体は黄褐色に青銅色の紋が散在する。成虫で越冬し、春になってから卵を産む。北海道・本州・ユーラシア大陸に分布。
く・ゆ【越ゆ】
[動ヤ下二]《「こ(越)ゆ」の上代東国方言》越える。「不破の関—・えて我(わ)は行く」〈万・四三七二〉
こ・える【越える/超える】
[動ア下一][文]こ・ゆ[ヤ下二] 1 (越える)物の上・間・境界などを通り過ぎて、向こうへ行く。「打球がフェンスを—・える」「山を—・え、また谷を—・える」「海を—・えてきた便り」「国境を—・...
こし【越/高志】
⇒越(こし)の国
こしかわ‐じる【越川汁】
鰍(かじか)・竹の子・白瓜(しろうり)などを実とした味噌汁。夏に賞味される。
こしかわ‐なます【越川膾】
鰍(かじか)を輪切りにして焼き、頭の部分を刻んで上に盛ってなますにしたもの。
こしがや【越谷】
埼玉県南東部の市。奥州街道の宿場町として発達。宮内庁のカモの猟場がある。シラコバトの生息地。近年、水田地帯の住宅地化が進む。人口32.6万(2010)。