おどろ‐の‐みち【棘の路】
1 雑草やいばらなどの生い茂った道。「うづもれし—を尋ねてぞふるきみゆきの跡もとひける」〈新後撰・神祇〉 2 《「棘路(きょくろ)」を訓読みにした語》公卿のこと。「位山—も程とほし花の外なる嶺の...
お‐はち【御鉢】
1 飯びつ。おひつ。 2 火山の火口。特に、富士山頂の噴火口跡。
おぶち‐ぬま【尾駮沼】
青森県下北半島の付け根の部分にある海跡湖。小川原湖(おがわらこ)湖沼群の最北端にある。面積3.6平方キロメートル。
オホーツク‐ぶんか【オホーツク文化】
奈良・平安時代から鎌倉時代にかけて、北海道北東部、樺太(サハリン)南部、千島(クリル)列島など、オホーツク海沿岸に発達した狩猟・漁労文化。代表的な遺跡は、網走市のモヨロ貝塚。
おむろ【御室】
京都市右京区の地名。仁和寺(にんなじ)がある。 仁和寺の異称。また、その住職、門跡。宇多天皇が仁和寺内に一室を設けて隠棲(いんせい)し、御室御所と称したことからいう。
おも‐しろ【面白】
《形容詞「おもしろし」の語幹》おもしろいこと。「今のあさはかなるも、昔の跡に恥ぢなくにぎははしく、あな—と見ゆる筋はまさりて」〈源・絵合〉
おもて‐むき【表向き】
1 内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「—の理由」「—出張ということにしておく」 2 表立つこと。表ざた。「この話は—にしないでもらいたい」 3 政府・役所など...
おやかた‐かぶ【親方株】
⇒年寄名跡
おや‐びと【親人】
親である人。親。「我跡(わがあと)にては二人分—を大事にして」〈紅葉・二人女房〉
おゆら‐そうどう【お由良騒動】
江戸後期、薩摩藩主島津斉興(しまづなりおき)の継嗣をめぐって起きたお家騒動。斉興の長子斉彬(なりあきら)派と、愛妾(あいしょう)お由良の子久光派が対立したが、斉興の引退により斉彬が跡を継いで落着...