はね‐ぎ【跳ね木/刎木/桔木】
1 (桔木)屋根裏に取り付ける材で、梃子(てこ)の原理を利用して軒先をはね上げるようにして支えるもの。屋根の勾配(こうばい)を急にしたり厚みを増したりできるようになる。 2 物を抜き取るのに用い...
はね‐ぎ・る【跳ねぎる】
[動ラ四]忙しくとびまわる。はしゃぎまわる。「三の君に見せ奉らむ、蔵人の少将の渡り給ふを、と北の方—・りをるを」〈落窪・二〉
はね‐ごし【跳ね腰】
柔道で、相手を前方へ浮かし崩して自分の体を回り込ませ、相手の下腹に密着させ、腰のあおりと足の跳ね上げとで倒す技。
はね‐しょうぎ【跳ね将棋】
⇒飛び将棋
はね‐ずみ【跳ね炭】
火がおこるときに、はぜてとび散る炭。はしり炭。《季 冬》
はね‐だいもく【跳ね題目】
「髭題目(ひげだいもく)」に同じ。
はねっ‐かえり【跳ねっ返り】
「跳ね返り」に同じ。「—娘」
はね‐の・く【跳ね退く】
[動カ五(四)]身をおどらせてどく。とびのく。「—・いて落石を避けた」
はね‐ばし【跳ね橋/撥ね橋】
1 城塞などの入り口に設け、不必要なときは綱・鎖などでつり上げておけるようにした橋。 2 船を通行させるときだけ、つり上げられるようにした橋。開閉橋。跳開橋(ちょうかいきょう)。
はね‐び【跳ね火】
火がはじけて飛ぶこと。また、その火。はしり火。