あか‐じ・みる【垢染みる】
[動マ上一]垢が染みついて汚れる。「—・みた身なり」
いき【粋】
[名・形動]《「意気」から転じた語》 1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「—な姿」「—な柄」「—な店」⇔野暮(やぼ)。 2 人情の機微...
威儀(いぎ)を正(ただ)・す
身なりを整え、おもおもしい態度をとる。威儀を繕う。「—・して授賞式に列する」
いし‐ひじり【石聖】
俗事に心を動かされない、徳行堅固な僧。「東大寺の—経住が、我は観音の化身なりと名のれども」〈沙石集・一〉
いなか‐ざむらい【田舎侍】
田舎在住または出身の、態度・身なりなどのやぼな侍。また、粗野粗暴な侍を卑しめていう語。田舎武者。田舎武士。いなかさぶらい。
いわい‐づき【祝月/斎月】
《特に斎(い)み慎む月と考えられたところから》1月・5月・9月の称。その月の1日には、身なりを整えて祝ったり、社寺へ参ったりした。「とりわけ—、鬢付け、元結をととのへ、人交りもしたからう」〈浄・...
うじゃ・ける
[動カ下一] 1 果実が熟れすぎてくずれる。また、傷あとなどがただれて、くずれる。うじゃじゃける。「ザクロが—・ける」「傷口が—・ける」 2 態度や身なりがだらしなく、くずれている。だらける。う...
うす‐ぎたな・い【薄汚い/薄穢い】
[形][文]うすぎたな・し[ク]どことなく汚れている感じである。なんとなく汚らしい感じがする。うそぎたない。「—・い身なり」「—・い根性」 [派生]うすぎたなさ[名]
え‐もん【衣紋/衣文】
1 衣服を形よく、着崩れしないように着ること。また、そのための着用のしかた。 2 和服の襟の、胸で合わせる部分。「—を合わせる」「抜き—」 3 衣服。身なり。 4 人物画や彫像における衣装のひだ...
おおよそ‐びと【大凡人】
特別な関係のない人。世間一般の人。「君が名の立つに咎(とが)なき身なりせば—になしてみましや」〈後撰・恋四〉