じゅん‐かいききどう【準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。1日に地球を数回周り、数日に1回、同一地域の上空を通過する。元の位置に戻るまでの日数を回帰日数という。極軌道またはそれに近い軌道をとり、長期的かつ定期的に同一地域の観測を...
じゅん‐きどう【準軌道】
弾道飛行による軌道。第一宇宙速度を超えずに地表から打ち上げられた飛翔体は宇宙空間に到達するが、地球を周回せず、ふたたび地表に戻ってくる。カーマンラインを超える準軌道で無重力空間を体験でき、民間業...
じゅん‐こう【順行】
[名](スル) 1 順序に従って逆らわずに進んでいくこと。逆らわずに行うこと。「時代の流れに—する」⇔逆行。 2 地球から見て、惑星などが天球上を西から東へ向かって動く視運動。⇔逆行。 3 惑星...
じゅん‐てんちょう【準天頂】
天頂付近のこと。→準天頂軌道 →準天頂衛星 →準天頂衛星システム
じゅんてんちょう‐えいせい【準天頂衛星】
準天頂軌道をとる人工衛星。地球上のある地点から見ると、天頂付近に長時間とどまって見える。→準天頂衛星システム
じゅんてんちょうえいせい‐システム【準天頂衛星システム】
準天頂軌道をとる複数の人工衛星を協調して動作させる運用方式。衛星コンステレーションの一種。日本の緯度であれば、通常3機の衛星を用いることで、ビル陰の影響が少ない天頂近くに順次衛星を配することがで...
じゅんてんちょう‐きどう【準天頂軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の自転と同じ周期で公転する同期軌道のうち、適切な軌道要素をもたせ、地上の一地点の天頂付近に長時間とどまって見える軌道のこと。地球上からは数字の「8」のように見えるため...
じゅんどうき‐きどう【準同期軌道】
人工衛星がとる軌道の一。地球の自転に対して半分の周期で公転し、平均高度は約2000キロメートルで中軌道をとる。地上の一地点からは天球面上で常に同じルートを通る。多数の人工衛星を協調して動作させる...
じゅん‐わくせい【準惑星】
《dwarf planet》太陽を公転する天体で、惑星の定義を満たさないもののうち比較的大型なもの。2006年に国際天文学連合(IAU)が設けた新しい分類で、これにより長らく惑星とされていた冥王...
じょうが‐いちごう【嫦娥一号】
中国初の月探査機。2003年に始まった嫦娥計画の第一段階として、2007年10月に打ち上げられた。高度約200キロメートルの月周回軌道から、月面の三次元画像の取得、元素の分布調査、表面を覆うレゴ...