ハクト‐アール【HAKUTO-R】
日本の民間企業ispace社による月面探査計画。地球から月面への物資輸送の技術実証を目的とする。令和4年(2022)に米国スペースX社のファルコン9によって着陸機が打ち上げられた。アラブ首長国連...
はく‐どう【白道】
天球上での月の軌道。黄道に対して約5度9分傾いている。
はくりゅう
欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、情報通信研究機構(NICT)が共同で開発した地球観測衛星EarthCARE(アースケア)の愛称。ライダーとドップラーレーダーを搭載し、高...
はごろも
平成2年(1990)1月に打ち上げられた工学実験衛星ひてんに搭載された孫衛星。ひてんとともに月周回軌道に投入。平成5年(1993)4月に運用を終了し、月面に落下。
はちのじ‐きどう【八の字軌道】
⇒準天頂軌道
ハッブル‐うちゅうぼうえんきょう【ハッブル宇宙望遠鏡】
宇宙を観測するために、1990年に米国がスペースシャトルを使って高度610キロの地球周回軌道に打ち上げた、口径2.4メートルの反射望遠鏡。名称は天文学者E=P=ハッブルにちなむ。HST(Hubb...
ハビタブル‐ゾーン【habitable zone】
宇宙における、生命の生存に適した領域。恒星の周囲をまわる惑星の表面において、水が液体で存在する温度になる領域を指す。太陽系の場合、地球の公転軌道程度の距離に相当する。広義には、水だけではなくメタ...
ハリメデ【Halimede】
海王星の第9衛星。2002年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。海王星の赤道面に対して大きく傾いた軌道を公転している。非球形で平均直径は40〜60キロ。
ハレー‐すいせい【ハレー彗星】
周期彗星の一。周期76年で楕円軌道を公転し、巨大な尾を引く。1682年に観測したハレーが軌道を計算した。前回は1986年に出現。古くから災いの兆しとされた。ハリー彗星。
ハロー‐きどう【ハロー軌道】
人工衛星がとる軌道の一。ラグランジュ点付近を、閉曲線を描いて周期的に周回する軌道。一般にラグランジュ点L1、L2、L3は重力的に不安定なため、なんらかの軌道制御が必要となる。太陽風探査機ジェネシ...