ふく‐ぼつ【覆没】
[名](スル) 1 船などが転覆して沈むこと。 2 敗れ滅びること。敗北すること。「全軍—の運に際会した話や」〈花袋・春潮〉
ぼう‐ぎ【謀議】
[名](スル)計画し相談すること。特に、犯罪の計画・方法などを相談すること。「政府の転覆を—する」「共同—」
まつかわ‐じけん【松川事件】
昭和24年(1949)東北本線松川駅付近で起こった列車転覆事件。国鉄および東芝松川工場の人員整理に反対する労組員・共産党員の犯行とされ、一審・二審は有罪となったが、のち裁判への疑問が高まるなか、...
水(みず)は舟(ふね)を載(の)せ又(また)舟(ふね)を覆(くつがえ)す
《「荀子」王制から》水は舟を浮かべるが、転覆させることもできる。同じものが役にも立てば害にもなること。また、臣下によって君主の盛衰の定まることをいう。
む‐へん【謀反】
律の八虐の一。国家の転覆をはかること。ぼうへん。
よこ‐なみ【横波】
1 船などの横側から打ちつける波。「—を受けて転覆する」⇔縦波。 2 波動を伝える媒質が、波の進行方向と垂直に振動する波。弦の振動、電磁波や地震のS波など。⇔縦波。
ロール‐バー【roll bar】
自動車レースで、レーシングカーが転覆した際にドライバーを守るために、コックピットのすぐ後ろに付ける逆U字形の保護棒。