背水(はいすい)の陣(じん)
《「史記」淮陰侯伝の、漢の名将韓信が趙(ちょう)の軍と戦ったときに、わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から》一歩もひけないような絶体絶命の...
ひき‐いろ【引き色】
退却しようとする気配。敗色。「寄せ手已に—になって候」〈太平記・七〉
ひきしお‐どき【引(き)潮時】
1 潮のひく時。干潮の時。 2 ひきさがる時機。退却の時機。
額(ひたい)に箭(や)は立(た)つとも背(そびら)に箭(や)は立(た)たず
額に矢を受けようとも背中に受けることはない。絶対に退却しないということ。
リトリート【retreat】
1 退却。撤退。後退。 2 隠居。避難。また、隠居所・隠れ家・避難所。仕事や家庭などの日常生活を離れ、自分だけの時間や人間関係に浸る場所などをさす。
ロシア‐えんせい【ロシア遠征】
1812年、ナポレオン1世が大陸封鎖令に違反したロシアに対して行った遠征。モスクワを攻略したが、ロシア軍の焦土戦術に遭って退却、寒さとロシア軍・農民ゲリラの追撃により惨敗に終わった。モスクワ遠征。