つうかスワップ‐きょうてい【通貨スワップ協定】
国・地域の中央銀行が、緊急時に協定の相手国から外貨の供給を受けるために結ぶ協定。例えば、自国通貨が信用危機などで下落した際、中央銀行は外貨を売り、自国通貨を買うことで為替レートの安定化を図るが、...
つうか‐せんそう【通貨戦争】
各国が自国の利益を確保するために、自国通貨を通貨安に誘導すること。輸出産業の国際競争力を高めて、雇用の拡大や国内経済の活性化を図るのが目的。積極的な金融緩和を行って通貨の供給量を増やすことにより...
つうか‐だか【通貨高】
ある通貨の価値が、他の通貨に対して高くなること。例えば、円の価値が他国の通貨に対して上昇した状態(円高)など。⇔通貨安。
つうか‐とうごう【通貨統合】
異なる通貨を使用していた複数の国が、単一通貨を統一して使用すること。EU(欧州連合)のユーロなど。
つうか‐の‐ばんにん【通貨の番人】
中央銀行のこと。金融政策を通じて、通貨の価値を維持する責任を負う立場にあることから。 [補説]通貨価値の維持は物価の安定と密接な関係にある。中央銀行は、物価の安定を主な目標として金融政策を行うこ...
つうかバスケット‐せい【通貨バスケット制】
自国通貨の為替相場を、複数の外国通貨の加重平均値(通貨バスケット)に連動させること。
つうか‐バンド【通貨バンド】
政府や中央銀行などの通貨当局が容認する、自国の為替レートの変動幅。通貨変動幅。
つうか‐へんどうはば【通貨変動幅】
⇒通貨バンド
つうか‐マフィア【通貨マフィア】
主要国間で通貨政策の協調を図るために、非公式に交渉を行う、各国の国際金融担当者の通称。G20構成国の財務相・財務官・中央銀行総裁など。
つうか‐やす【通貨安】
ある通貨の価値が、他の通貨に対して低くなること。例えば、円の価値が他国の通貨に対して下落した状態(円安)など。⇔通貨高。