かよい‐ぼん【通い盆】
食事の給仕に使う盆。
かよい‐め【通ひ女】
「かよいおんな」に同じ。「折節の御—とはなりぬ」〈浮・一代女・五〉
かよ・う【通う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一定の区間を定期的に、何度も行き来する。「自転車で学校に—・う」「病院に—・う」 2 ある場所を自由に行き来する。「鳥も—・わぬ南海の孤島」 3 ある場所を通って流れる。...
かよう‐かみ【通ふ神】
道祖神のこと。江戸時代、遊女が、客に送る手紙の封じ目に、安全に着くことを祈って書いた。「是も偏(ひとへ)に—のかごより降りて」〈風流志道軒伝・三〉
かよわ◦す【通はす】
[連語]《動詞「かよふ」の未然形+尊敬の助動詞「す」。上代語》お通いになる。「かくのみし恋ひば死ぬべみたらちねの母にも告げつ止(や)まず—◦せ」〈万・二五七〇〉
かよわ・す【通わす】
[動サ五(四)] 1 通うようにさせる。通わせる。「子供を大学へ—・す」「互いに心を—・す」「息を—・す」 2 行きわたらせる。「后(きさき)がねの姫君習はし給ふなる教へは、よろづのことに—・し...
かよわせ‐ぶみ【通はせ文】
恋文。艶書(えんしょ)。「あなたこなたの—皆哀れに悲しく」〈浮・一代女・一〉
がよい【通い】
「かよ(通)い1㋑」に同じ。「医者—」「悪所—」
つ【通】
⇒つう
つう【通】
[名・形動] 1 ある領域の趣味・道楽について精通していること。特に花柳界の内情に詳しいこと。また、その人や、そのさま。「芝居の—だ」「相撲—」 2 人情に通じ、人柄がさばけていること。特に、...