くうりき‐かねつ【空力加熱】
航空機や宇宙船などの飛行物体が空気中を高速運動するとき、空気が圧縮されて温度が上昇し、物体表面を加熱する現象。速度が超音速になると温度上昇が顕著になり、表面温度はマッハ数の2乗に比例する。
くうりき‐ブレーキ【空力ブレーキ】
空気抵抗を利用する制動方法の総称。空気抵抗は物体の進行方向に対する断面積とその速度の2乗に比例する。そのため、空気中を高速で運動する物体を効率良く制動することができる。航空機ではエアブレーキまた...
クエンカ【Cuenca】
エクアドル中南部の都市。アスアイ県の県都。スペイン王カルロス1世の命に基づき1557年に建設された。植民地時代の建造物が数多く残り、1999年、「サンタアナ‐デ‐ロス‐リオス‐デ‐クエンカの歴...
くさ‐の‐ね【草の根】
1 隠れて見えない草の根もと。 2 《grass roots》民衆ひとりひとり。一般大衆。政党・結社などの指導者層に対していう語。「—運動」
くさのね‐みんしゅしゅぎ【草の根民主主義】
民衆の間に根を下ろし、市民運動や住民運動などによる日常的な参加を基礎とする民主主義。
くし‐くらげ【櫛水母】
有櫛(ゆうしつ)動物の総称。体はクラゲ形で、体表に櫛の歯状の繊毛板が放射状に8本あり、運動器官となっている。フウセンクラゲ・ウリクラゲなど。
くっ‐きょく【屈曲】
[名](スル) 1 折れ曲がること。「鉤(かぎ)の手に—して」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 関節の運動で、関節の両側の骨が作る角度が小さくなるような動きをいう。たとえば、肘(ひじ)を曲げる動きが...
くっ‐しん【屈伸】
[名](スル)曲げたり伸ばしたりすること。かがんだり伸びたりすること。伸び縮み。「ひざを—する」「—運動」
くみ‐あい【組合】
1 (組み合い)互いに組みついて争うこと。組み打ち。「取っ—」 2 共通の目的のために何人かが寄り合って仲間を作ること。また、その人々。組。「まさか一人じゃあるまい。—か」〈鴎外・普請中〉 3 ...
くらいえ【暗い絵】
野間宏の処女小説。昭和21年(1946)、文芸誌「黄蜂」に断続的に連載。翌昭和22年(1947)、同作を表題作とする作品集を刊行。左翼運動の弾圧が進む1930年代の暗い時代を背景に苦悩する学生た...