しらけ‐せだい【白け世代】
無気力で、何事にもしらけた態度をとる世代。学生運動が沈静化したころに大学生活を送った、昭和30年(1955)前後の生まれの人々を指した語。
しらべたげいじゅつ【『調べた』芸術】
青野季吉による文芸評論。大正14年(1925)、雑誌「文芸戦線」に発表。初期プロレタリア文学運動に多大な影響を与えた。
しり‐あがり【尻上(が)り】
1 後ろまたは終わりのほうが上がっていること。「横書きの字が—に並ぶ」⇔尻下がり。 2 物事の状態があとになるほどよくなっていくこと。「—に調子が出る」⇔尻下がり。 3 言葉のあとのほうの音調が...
シリンダー【cylinder】
1 円筒。 2 内燃機関・蒸気機関・水力機関などの主要部分で、流体を密閉した円筒形の容器。中をピストンが往復運動する。気筒。 3 印刷機などの、回転する円筒形の部分。 4 コンピューターなどのハ...
しん‐いんしょうしゅぎ【新印象主義】
1880年代、フランスに興った絵画運動。印象主義の色彩理論を科学的に推進し、点描法を用いて、色彩効果を追求、フォルムや造形的秩序の回復に努めた。スーラ・シニャックに代表される。点描主義。
しんかがくたいわ【新科学対話】
《原題、(イタリア)Discorsi e dimostrazioni matematiche intorno a due nuove scienze》ガリレイの著した科学書。1638年刊。正しく...
しんかんかくはのたんじょう【新感覚派の誕生】
千葉亀雄による文芸評論。大正13年(1924)「世紀」誌11月号に掲載。同年10月創刊の「文芸時代」同人を新感覚派と命名し、この文学運動の方向性を示した。
しんがくげきろん【新楽劇論】
演劇理論書。坪内逍遥著。明治37年(1904)刊。日本演劇の改良の方策として、舞踊劇を国民的娯楽と国際的理解の観点から論じたもの。→新舞踊劇運動
しん‐き【振起】
[名](スル)奮い立つこと。奮い起こすこと。「当年の元気を再び—して、…活発に運動を試み給え」〈宙外・ありのすさび〉
しんき‐こうしん【心悸亢進】
心臓の鼓動が平常よりも強く速くなること。精神的な興奮、激しい運動、心臓病などで起こる。