しんけい‐まひ【神経麻痺】
運動神経の刺激が末梢へ伝わらなくなり、その支配部位の運動が起こらなくなること。また、感覚神経が障害されたために、その分布部位の感覚がなくなること。
しんげき‐うんどう【新劇運動】
日本に近代的な演劇を確立しようとする運動。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)・島村抱月・小山内薫(おさないかおる)らによって明治末期に起こり、多様に展開して現在に至る。
しんこうせい‐きんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
脊髄または末梢神経に変性が起こって筋肉が萎縮し、運動機能が失われていく慢性の病気。中年以後の男性に多く、両手や肩に発病し、腰や両脚に広がる。原因は不明。
しんこうせい‐きんジストロフィー【進行性筋ジストロフィー】
筋肉が徐々に萎縮して筋力が低下し、運動障害が進行する遺伝性の疾患。幼年期から若年期に発病することが多く、慢性で経過が長い。PMD(progressive muscular dystrophy)。...
しんこう‐せいだん【進行星団】
⇒運動星団
しんこう‐はいく【新興俳句】
昭和6年(1931)に興った反ホトトギスの俳句革新運動。水原秋桜子を先駆とし、山口誓子・日野草城らが参加。連作・無季俳句・反戦的ニヒリズムなど新しい発想・感覚による俳句を主張したが、同15年に始...
しん‐こてんしゅぎ【新古典主義】
1 18世紀後半から19世紀中ごろにかけて、ギリシャ・ローマの古典様式を規範として興った全欧的な美術運動。ダビッド・アングル・カノーバらが代表者。古典主義。 2 1900年前後にドイツを中心に興...
しん‐さよく【新左翼】
《New Left》1960年代以降の左翼運動で、既成の左翼政党を批判・否定し、それぞれの戦略・戦術あるいは運動論のもとに社会変革を目ざす政治的集団の総称。ニューレフト。
しん‐しぐん【新四軍】
中国の抗日運動期に華中・華南で活動した中国共産党軍。1937年の第二次国共合作によって、長征の残留部隊を基幹に編成。1941年の皖南(かんなん)事件で潰滅的な損害を受けたが、陳毅(ちんき)を中心...
しんし‐しゃ【新詩社】
詩歌結社。明治32年(1899)与謝野鉄幹(よさのてっかん)が設立。翌年、機関誌「明星」を創刊、浪漫主義運動の一大勢力となり、多くの新人を育成した。同41年解体。正式には東京新詩社。