てんのう‐ざん【天王山】
京都府南部、乙訓郡大山崎町にある小丘。淀川の分岐点にあり、古来水陸交通の要地。天正10年(1582)山崎の戦いで、羽柴秀吉が明智光秀を破った。 《の故事から》勝敗や運命の重大な分かれ目。
てんぴょうのいらか【天平の甍】
井上靖の長編小説。遣唐使となった僧侶たちの運命を描く歴史小説。昭和32年(1957)刊行。昭和33年(1958)第8回芸術選奨受賞。昭和55年(1980)熊井啓監督により映画化。
てん‐めい【天命】
1 天の命令。天が人間に与えた使命。「人事を尽くして—を待つ」 2 人の力で変えることのできない運命。宿命。 3 天の定めた寿命。天寿。「—を全うする」「—が尽きる」 4 天の与える罰。天罰。「...
で‐あい【出合(い)/出会(い)】
1 (「出逢い」とも書く)であうこと。思いがけなくあうこと。めぐりあい。「師との運命的な—」「一冊の本との—」 2 (出合い)川や沢などの合流する所。「本流との—」 3 (出合い)男女が密会する...
デスティニー【destiny】
《「ディスティニー」とも》 1 運命。宿命。 2 (Destiny)国際宇宙ステーションの一部を構成する米国の実験棟。2001年打ち上げ。
と【蠹】
《木食い虫の意から》内部にあって害毒を及ぼすもの。「此を利禄の—と謂(い)う」〈露伴・運命〉
とう【榻】
ながいす。また、寝台。「帝みずから—を降(くだ)りて」〈露伴・運命〉
とう‐か【登遐/登霞】
《遠い天に登る意》天子の崩御をいう語。「—の日に際して諸王の葬に会するを欲せざらば」〈露伴・運命〉
とん‐こう【敦厚】
[名・形動]誠実で、人情に厚いこと。また、そのさま。「—な人柄」「敬の言、—を欠き」〈露伴・運命〉
なみ【波】
《原題The Waves》ウルフの小説。1931年刊。6人の幼なじみたちの独白により構成された実験的な作品。 山本有三の長編小説。男女の運命的な結びつきと親子の関係を描く。昭和3年(1928...