みち‐すじ【道筋】
1 通っていく道。通り道。コース。「店は駅に行く—にある」 2 思考・判断などの展開の順序。また、物事の道理。条理。すじみち。「考えの—を逆にたどってみる」
道(みち)狭(せば)・し
道が狭くて通りにくい。転じて、生きにくい。身の置き所がない。「判官都を遠近(をちこち)の、—・くならぬその先に、西国のかたへと志し」〈謡・船弁慶〉
みち‐ぞい【道沿い】
道に沿っていること。また、その場所。「—に案内看板を立てる」
みち‐つじ【道辻】
道が十字になっている所。十字路。ちまた。また、道ばた。
みち‐つづき【道続き】
道でつながっていること。同じ道に沿っていること。「駅はこの—にある」
みち‐づら【道面/道列】
道のほとり。道すじ。途上。「—なる人の家にとどまりて」〈宇治拾遺・七〉
みち‐づれ【道連れ】
1 連れ立って行くこと。同行。また、その人。同行者。「よい—ができる」「旅は—世は情け」 2 一緒に行動させること。同じ道をとらせること。「子を—に心中する」
みち‐てんごう【道てんがう】
道の途中でのいたずら。みちくさ。「道すがら千代様に行き合うて連れだってくる—」〈浄・手習鑑〉
みち‐とおり【道通り】
道を通ること。また、その人。「—が左近殿を、太夫買ひと言うたげな」〈浄・阿波鳴渡〉
道(みち)閉(と)・ず
行き来ができなくなる。「すべて—・ぢて、政(まつりごと)も絶えてなむ侍る」〈源・明石〉