さわ‐ぐるみ【沢胡桃】
クルミ科の落葉高木。深山の渓谷に多く、高さ約25メートルに達する。葉は細長い卵形の小葉からなる羽状複葉。5月ごろ、淡黄緑色の花穂をつける。果実は堅く、翼片がある。材は家具に利用。かわぐるみ。ふじ...
さんじゅう‐とが【三獣渡河】
仏語。「優婆塞(うばそく)戒経」に説く語。三乗の修行に深浅があることを兎(うさぎ)・馬・象が川を渡るさまにたとえたもの。声聞乗(しょうもんじょう)は兎が水に浮いて水底に届かないように、縁覚乗(え...
さん・する【算する】
[動サ変][文]さん・す[サ変]かぞえる。計算する。ある数に達する。「五人の代表の中に—・する」「人口は五〇万を—・する」
さんば‐じゅつ【産婆術】
《(ギリシャ)maieutikē》ソクラテスの問答法のこと。この方法は相手が自ら真理に到達するのを助けるだけであるとし、自分の母の職業である産婆の仕事にたとえて名づけたもの。→問答法
さん‐もん【三門】
1 中央に大きな門を、左右に小さな門を配した門。 2 禅宗伽藍(がらん)の正門。古代寺院の中門に相当する。一般に二階造りの楼門で、楼上に釈迦・十六羅漢などを安置する。本堂を涅槃(ねはん)に擬し、...
ざいとう‐さい【財投債】
《「財政投融資特別会計国債」の略》国債を発行根拠によって分類した場合の種類の一。信用力が不足しているため、財投機関債を独自に発行して資金調達することができない特殊法人等に対して、国が財政投融資特...
ざとう‐くじら【座頭鯨】
《形が座頭の持つ琵琶に似ているところから》ナガスクジラ科の哺乳類。全長19メートルに達するヒゲクジラ。背が盛り上がり、ずんぐりした体形で、頭は巨大。胸びれが長く大きい。《季 冬》
しおん‐ざい【示温材】
ある温度に達すると色が変わる特殊な顔料を含む材料。温度を下げると元の色に戻る可逆性のものと、元の色に戻らない不可逆性のものがある。ラベル、テープ、ワッペン状に加工したり、塗料(示温塗料、サーモペ...
し‐きょう【至境】
到達することのできる最高の境地。「芸道の—をきわめる」
し・く【如く/若く/及く】
[動カ五(四)] 1 同じ程度の能力や価値などをもつ。匹敵する。多く、あとに打消し・反語の表現を伴って用いる。「実力では彼に—・く者はいない」 2 追いつく。到達する。「吾が愛妻(はしづま)にい...