やり‐だし【遣り出し】
船のへさきから前方へ斜めに突き出した帆柱。
やり‐だ・す【遣り出す】
[動サ五(四)] 1 しはじめる。しだす。「試験勉強を—・す」 2 牛車(ぎっしゃ)などを出して進ませる。「車—・せ牛飼よ」〈幸若・入鹿〉
やりっ‐ぱ【遣りっぱ】
遣りっ放しの略。
やりっ‐ぱなし【遣りっ放し】
[名・形動]《「やりばなし」の音変化》物事をしかけたままで、あとの始末をせずに捨てておくこと。また、そのさま。「仕事を—にして出かける」
やり‐つく・す【遣り尽(く)す】
[動サ五(四)]残らずやってしまう。「やるべきことは—・した」
やり‐つ・ける【遣り付ける】
[動カ下一][文]やりつ・く[カ下二] 1 いつもするのに慣れている。しなれている。「病人の世話は—・けている」 2 うちまかす。やっつける。「若し間違ったら是れで—・けるのだ」〈鉄腸・花間鶯〉...
やり‐て【遣り手】
1 物事をする人。物事を行う人。「危険な仕事なので—がない」 2 物を与える人。物をくれる人。「—がいても、もらい手がない」 3 腕前のある人。敏腕家。「業界きっての—」 4 遊郭で客と遊女との...
やりてばあ【やり手婆】
《原題、(オランダ)De koppelaarster》⇒取り持ち女
やりて‐ばば【遣り手婆】
「遣り手4」に同じ。
やり‐とお・す【遣り通す】
[動サ五(四)]最後までやる。「始めたからには—・す覚悟だ」