アク‐ベシム【Ak-Beshim/Ак-Бешим】
キルギス北部の町トクマクの南西約8キロメートルに位置する村。6世紀から12世紀頃の仏教寺院の遺跡が発見され、唐代のオアシス都市スイアブ(砕葉)があった場所と考えられている。
アクロコリント【Akrokorinthos/Ακροκόρινθος】
ギリシャ南部の都市コリントにあるアクロポリス。古代都市コリント遺跡の南西に位置する標高575メートルの小高い山をさす。東ローマ帝国・ベネチア共和国・オスマン帝国など、さまざまな時代に城塞(じょう...
アクロティリ‐いせき【アクロティリ遺跡】
《Akrotiri/Ακρωτήρι》ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶティラ島(サントリーニ島)の南端にある、クレタ文明時代の古代都市の遺跡。紀元前1500年頃の大噴火による火山灰で埋没したと考...
アグアテカ【Aguateca】
グアテマラ北部、ペテン県南西部にあるマヤ文明の遺跡。サヤスチェの南約15キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて栄え、近隣のドスピラス王朝の都が置かれた要塞都市だったが、9世紀半ば頃の...
アグリジェント【Agrigento】
イタリア、シチリア島南西部の都市。紀元前6世紀にギリシャの植民都市として建設され、前5世紀にカルタゴに破壊されるまで栄えた。地中海を見下ろす丘に、ゼウス神殿やジュノーネラチニア神殿など、20余の...
あしかが‐がっこう【足利学校】
足利市昌平町にあった学問所。創設者には諸説がある。室町期に上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興。武士・僧侶・医師に儒書・易書・医書などを講述した。天文〜慶長・元和(1532〜1624)ごろが最盛期...
あしかが‐ぶんこ【足利文庫】
足利学校付属の文庫。上杉憲実らの寄進本を所蔵した。現在、蔵書は足利学校遺跡図書館に引き継がれている。
あしだ‐がわ【芦田川】
広島県東部を流れる川。三原市大和(だいわ)町蔵宗(くらむね)に源を発して東流し、府中市を経て福山市北部で南に方向を変え瀬戸内海に注ぐ。長さ86キロ。県東部では最大の河川。農業用水・工業用水・都市...
アシュケロン【Ashqelon】
イスラエル中西部の都市。テルアビブヤッファの南約50キロメートル、地中海に面する。東郊に、紀元前2000年頃にさかのぼる古代都市遺跡アスカロンがある。
アジュダビヤ【Ajdabiya】
リビア北東部、キレナイカ地方最西端にある都市。シルテ湾東岸に位置する。首都トリポリとベンガジと幹線道路で結ばれる交通の要地。ファーティマ朝時代に築かれた宮殿の遺跡がある。2011年のリビア内戦で...