キルワ【Kilwa】
タンザニア南東部、インド洋にある小島。同島北部の都市遺跡キルワキシワニは12世紀から15世紀に交易の拠点として栄えた。
キルワキシワニ‐とう【キルワキシワニ島】
《Kilwa Kisiwani》タンザニア南東部沖合、インド洋上に浮かぶ小島。12世紀から15世紀に、金・鉄・奴隷などの貿易の拠点として栄えた。大モスクや宮殿などの遺構が残る。1981年、隣の島...
きろく‐ほぞん【記録保存】
土木工事などで発見された遺跡を、そのまま保存できない場合に、発掘調査を行い記録や出土品のみを残すこと。その後、工事は続行される。→現状保存
きんげんだい‐こうこがく【近現代考古学】
考古学の一分野。文献資料だけではなく、遺物や遺跡を調べて近現代の人々の生活状況を、また、記録を残さなかった階層の人々の生活を明らかにしようとするもの。
ギザ‐の‐さんだいピラミッド【ギザの三大ピラミッド】
エジプト、ナイル川下流西岸、首都カイロ近郊の都市ギザにある3基のピラミッドの通称。古代エジプトの3人の王、クフ、カフラー、メンカウラーのものとされる。最も大きいクフ王のピラミッド、2番目に大きい...
ぎょうしょう‐ぶんか【仰韶文化】
中国、黄河中流域に栄えた新石器時代の文化。磁山文化に次ぐ農耕文化で、紀元前五千年紀から長期間存続した。彩陶の使用を特徴とする。河南省仰韶村の遺跡の名にちなんで命名。ヤンシャオ文化。→竜山文化
ギョレメ‐こくりつこうえん【ギョレメ国立公園】
《Göreme Milli Parklar》トルコ中央部、カッパドキア地方にある国立公園。主な町はギョレメ。4世紀頃までに迫害から逃れた初期キリスト教徒が移住。凝灰岩が浸食を受けてできた奇岩が連...
ギラ‐ナキツ【Guilá Naquitz】
メキシコ南部、オアハカ州にある遺跡。州都オアハカの南東約40キロメートルに位置する。紀元前8900年から前6700年頃に狩猟採集民が利用した思われる洞窟がある。ドングリ、トウモロコシ、マメ、ヒョ...
ギルザ【Girza】
リビア北部にある遺跡。港湾都市ミスラータの南約170キロメートルに位置する。3世紀から5世紀にかけて建造された、古代ギリシャ、ローマ風の墳墓と集落の遺構がある。
クアン‐ガイ【Quang Ngai】
ベトナム中部、クアンガイ省の都市。同省の省都。南シナ海に注ぐチャクック川の河口に位置する。首都ハノイとホーチミンを結ぶ幹線道路、鉄道が通る。周辺ではサトウキビ、米、トウモロコシを産する。チャンパ...