じしん‐こうこがく【地震考古学】
考古遺跡にみられる地割れ、地滑り、液状化など、地震に関わる痕跡を調査する地震学と考古学を合わせた学問分野。近代的な観測機器がなかった時代に起きた古地震の規模や発生間隔などを探り、今後起こり得る地...
じっけん‐こうこがく【実験考古学】
遺跡から発掘・出土した遺物について、その製作法や使用法を実験的に再現する考古学の一分野。先史時代と同じ条件での石器・土器などの製作や、石斧で木を伐り倒すなどして検証する。
ジトゥナ‐モスク
《Mosquée Zitouna》チュニジアの首都チュニスの旧市街にあるイスラム寺院。7世紀末から9世紀半ばにかけて建造。同国で2番目に古く、チュニスを代表する聖地として知られる。柱の多くをカル...
ジャハーズ‐マハル【Jahaz Mahal】
インド中央部、マディヤプラデシュ州の都市マンドゥにある宮殿の遺跡。15世紀頃に建造。二つの貯水池の間に位置し、「舟の宮殿」とよばれる。1万5千人以上の女性が仕えたハレムがあったとされる。ジャハズ...
ジャルディーニ‐ナクソス【Giardini Naxos】
イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。イオニア海に面し、タオルミーナ岬とスキゾ岬の間に位置する。紀元前8世紀に築かれた古代ギリシャの植民都市は同島最古とされる。当時の城壁、塔、門、神殿な...
ジャンドゥーバ【Jendouba】
チュニジア北西部の都市。交通の要地。ブラレジア、シャムトゥなど、古代ローマ時代の遺跡への観光拠点になっている。
ジュベイル【Jbeil】
レバノン北西部、地中海沿いの町。都市遺跡ビブロスがあることで知られる。
ジュマヤ‐ひろば【ジュマヤ広場】
《Ploshtad Dzhumaya/Площад Джумая》ブルガリア中南部の都市プロブディフの旧市街にある広場。14世紀、オスマン帝国時代に築かれたイスラム寺院ジュマヤジャーミヤがあるほ...
じょうと【上都】
中国、元の都城の一。フビライが造営し、1260年ここで即位した。大都(北京(ペキン))ができてからは夏の都となった。内モンゴル自治区多倫(ドロン)北西に残る遺跡は、2012年に世界遺産(文化遺産...
じょうなん‐じ【城南寺】
京都市伏見区にあった寺。永暦元年(1160)以前の創建とされ、白河上皇の鳥羽殿の遺跡に造られたといわれる。