かん‐げん【還元】
[名](スル) 1 物事をもとの形・性質・状態などに戻すこと。「利益の一部を社会に—する」「濃縮果汁を—する」 2 酸素の化合物から酸素を奪うこと。または、ある物質が水素と化合すること。一般的に...
かんげん‐えん【還元炎/還元焔】
ガスバーナーの炎で、酸素の供給が少ない、温度の低い部分。一酸化炭素や水素を含み還元性がある。
かんげん‐かじゅう【還元果汁】
濃縮果汁を水で薄めたもの。→濃縮還元
かんげん‐ざい【還元剤】
酸化還元反応で他の物質を還元し、自身は酸化される物質。水素・硫化水素・アルカリ金属など。
かんげん‐だて【還元建て】
そのままでは水に溶けない染料を、ハイドロサルファイトなどで還元し、水に溶けるようにする操作。
かんげん‐ち【還元地】
一度開墾された耕地が、再びもとの荒れ地にもどった土地。
かんげん‐てきてい【還元滴定】
⇒酸化還元滴定
かんげん‐てつ【還元鉄】
酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒や貧血症の薬に用いる。
かんげん‐とう【還元糖】
分子内に遊離性のアルデヒド基やケトン基をもち、還元性を示す糖類。ぶどう糖・果糖・麦芽糖など。→非還元糖
かんげん‐にゅう【還元乳】
粉乳や無塩バターに水を加えて均質化し、牛乳の状態に戻したもの。