まが‐かみ【禍神】
災いをなす神。邪神。悪神。
まじ‐こ・る【蠱る】
[動ラ四]邪悪な力に引き入れられる。「悪事(まがこと)にあひ—・り」〈祝詞・御門祭〉
ま‐どう【魔道】
1 悪の世界。悪魔のようなやり方。邪道。 2 仏語。欲界のうち、悪魔の住む世界。
ま‐み【魔魅】
人をたぶらかす魔物。また、邪悪な人のたとえ。「—とは人の虚言(そらごと)とのみ思い居しに」〈露伴・いさなとり〉
まん‐びょう【万病】
あらゆる病気。多くの病気。「風邪は—のもと」
みかど‐まつり【御門祭】
上代、皇居の門に入ってくる邪神を払うために、毎年6月・12月に行われた祭事。
みさき‐がらす【御先烏】
山の神の使者としてのカラス。また、墓前の供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。
水(みず)を掛(か)・ける
活発な動きに邪魔だてをしてだめにする。「議論に—・ける」
水(みず)をさ・す
1 水を加えて薄くする。「鍋に—・す」 2 仲のいい者どうしや、うまく進行している事などに、わきから邪魔をする。「二人の仲に—・す」
みだり‐かぜ【乱り風】
風邪。「このごろ—をひきて」〈今昔・一九・三〉