ふるかわ‐たしろう【古川太四郎】
[1845〜1907]日本近代盲聾(もうろう)教育の創始者。京都の人。盲聾教育を志し、明治11年(1878)日本最初の盲聾学校、京都盲唖院の初代院長となる。独創的教育法とともに盲聾教育の確立に貢...
ぷうたろう【風太郎】
《「ふうたろう」とも》 1 港湾で荷役などをする日雇い労働者。 2 定職をもたず、ぶらぶらしている人。また、住居を定めず、さまよい歩く人。
へちま‐やろう【糸瓜野郎】
ぶらぶらしてなんの役にも立たない男をののしっていう語。のらくら者。
ほうごろう【鳳五郎】
ダチョウの別名。江戸時代、オランダ語struis vogel(ダチョウ)のvogel(鳥)の部分のなまったもの。
ほしの‐てつろう【星野哲郎】
[1925〜2010]作詞家。山口の生まれ。本姓、有近(ありちか)。雑誌に投稿した詞が「チャイナの波止場」としてレコード化され作詞家デビュー。その後、「黄色いサクランボ」「函館(はこだて)の女(...
ほりこし‐じろう【堀越二郎】
[1903〜1982]航空機設計者。群馬の生まれ。昭和14年(1939)完成の旧日本海軍の主力戦闘機、零式艦上戦闘機(ゼロ戦)を設計。
ほんだ‐そういちろう【本田宗一郎】
[1906〜1991]技術者・企業家。静岡の生まれ。自動車修理工場に徒弟奉公したのち、昭和21年(1946)本田技術研究所を開設。同23年オートバイメーカー本田技研工業を創業した。
ぽんたろう【ぽん太郎】
「ぽんつく」を人名になぞらえた語。ぼんくら。間抜け。
まえだやま‐えいごろう【前田山英五郎】
[1914〜1971]力士。第39代横綱。愛媛県出身。本名、萩森金松。優勝1回。引退後、年寄高砂(たかさご)。ハワイ巡業の実現など大相撲の国際化につとめ、初の外国人関取高見山を育てた。→第38代...
まごじろう【孫次郎】
能面の一。主として鬘物(かずらもの)に用いる、艶麗な若い女面。金剛孫次郎が亡妻の面影を写して打ったと伝えられる。