じゅん‐けっしょう【準結晶】
周期性はないが、高い秩序性の原子配列を有する固体物質。結晶とも非晶質(アモルファス)とも異なる新たな秩序構造として知られ、1984年に発見された。また、二次元における平面充塡として、ペンローズタ...
じんこう‐こうし【人工格子】
人工的に任意の原子を配列し、結晶格子をつくること。その配列の空間的な規則性によって、一次元人工格子、二次元人工格子、三次元人工格子とよばれ、高次元になるほど、作成が技術的に困難になる。
じんこう‐ディーエヌエー【人工DNA】
人工的に合成したDNA。天然のものに比べて塩基対の数は少ないものの、さまざまな機能をもつ任意の配列を作成でき、新たな核酸医薬やDNAコンピューターに応用する研究が進められている。また、天然に存在...
じんこう‐ヌクレアーゼ【人工ヌクレアーゼ】
DNA(デオキシリボ核酸)鎖の任意の塩基配列を認識して切断するよう、人工的に改変された制限酵素。遺伝子工学のゲノム編集で利用される。人工制限酵素。
じん‐れつ【陣列】
軍勢の配列。陣立て。「—を整える」
ジー‐エム【GM】
《general MIDI》シンセサイザーなどの電子楽器やコンピューター間で演奏データをやりとりするMIDI(ミディ)の共通規格。メーカーや電子楽器によって音色配列などが異なっていた従来の規格を...
スキンク【skink】
有鱗(ゆうりん)目スキンク科の爬虫(はちゅう)類の総称。ニホントカゲ・キシノウエトカゲなど。体鱗は滑らかで重なって配列される。
スニップ【SNP】
《single-nucleotide polymorphisms》DNAの塩基配列の個人差(遺伝子多型)の一種で、一つの塩基だけが別の塩基に置きかわっているもの。ヒトゲノムでは30億の塩基の中に...
スピン‐へんきょく【スピン偏極】
電子などの粒子のスピンが、ある特定の方向に偏ること。結晶内で隣接する原子のスピン偏極が交互に配列する場合、反強磁性を示す。スピン分極。
スプライシング【splicing】
DNAの塩基配列中から、たんぱく質合成に関わるエクソンを含む部分をRNAに転写し、不要なイントロンを除いてつなぎ合わせて伝令RNAをつくる編集作業のこと。