しゅてん‐どうじ【酒呑童子/酒顛童子】
丹波の大江山に住んでいたという伝説上の鬼の頭目。都に出ては婦女・財宝を奪ったので、勅命により、源頼光が四天王を率いて退治したという。御伽草子・絵巻・謡曲・古浄瑠璃・歌舞伎などの題材となっている。
しゅ‐と【酒徒】
酒を飲む仲間。また、酒好きの人。
しゅ‐とう【酒盗】
《肴(さかな)にすると酒量が増すというところから》カツオの内臓の塩辛。
しゅ‐どく【酒毒】
飲酒の害毒。また、酒の害毒。
しゅ‐にく【酒肉】
酒と肉。さけさかな。酒肴(しゅこう)。
しゅのう‐はんたい【酒嚢飯袋】
酒の袋と飯の袋。生涯を無為に送る人のたとえ。
しゅ‐はい【酒杯/酒盃】
さかずき。「—を傾ける」
しゅ‐はん【酒飯】
酒と飯。酒食。「—も日本の器にていだせり」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
しゅ‐へき【酒癖】
1 酒に酔うと現れる癖。特に、悪い癖。さけくせ。 2 酒を飲む癖。
しゅ‐ほ【酒保】
《酒を売る人の意から》兵営内や軍艦内で、日用品・飲食物などを扱う売店。