こ‐しゅ【古酒】
1 長い間熟成させた酒。 2 清酒で、当年に醸造した新酒に対して、前年の酒。また、3年以上貯蔵した日本酒。長期熟成酒。《季 秋》「菊作る労—を酌むいとまかな/東洋城」
こ‐しゅ【壺酒】
つぼに入れた酒。
こ‐しゅ【沽酒】
酒を売買すること。また、その酒。
コップ‐ざけ【コップ酒】
コップに入れて飲ませる日本酒。また、コップで日本酒を飲むこと。
こつ‐ざけ【骨酒】
タイ・アマダイなどの焼き物の身を食べた後の骨を焼いて、熱燗(あつかん)の酒に浸したもの。
ことし‐ざけ【今年酒】
今年の秋とれた米で醸造した酒。新酒。《季 秋》「よく飲まば価(あたひ)は取らじ—/太祇」
ことな‐ぐし【事無酒】
病気・災厄などをはらうための酒。また、酒をたたえていう場合にも用いる。「—笑酒(ゑぐし)に我酔ひにけり」〈記・中・歌謡〉
こんごう‐しゅ【混合酒】
カクテルのこと。
こんじゅ【胡飲酒】
雅楽の舞曲。林邑楽(りんゆうがく)系の唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の小曲。一人舞。胡国の王が酒に酔ったさまを舞にしたという。酔胡楽。
こんせい‐しゅ【混成酒】
蒸留酒や醸造酒に、糖分や果実などを加えた酒。リキュール類・甘味果実酒・梅酒・薬酒・みりん・白酒など。再製酒。