杯(さかずき)を重(かさ)・ねる
続けて何杯も酒を飲む。グラスを重ねる。「長十郎は微笑を含んで、心地よげに—・ねた」〈鴎外・阿部一族〉
さね‐さ・ぬ【さ寝さ寝】
[動ナ下二]たびたび寝る。特に、共寝をたび重ねる。「川上の根白高萱あやにあやに—・ねてこそ言(こと)に出にしか」〈万・三四九七〉
さん‐づみ【桟積み】
木材の乾燥方法の一。風の通るよう、間隔を空けて桟木を置いた上に木材を並べ、何段にも重ねるもの。
ざい‐るい【罪累】
1 罪のまきぞえになること。連座。 2 罪を重ねること。
しこう‐さくご【試行錯誤】
種々の方法を繰り返し試みて失敗を重ねながら解決方法を追求すること。「—を重ねる」
しっ‐せい【失政】
政治のやり方を誤ること。また、間違った政治。「—を重ねる」
しゃっく‐るいとく【積功累徳】
仏語。修行に励み、功徳を積み重ねること。
しゅう‐ぎ【集義】
義を積み重ねること。善行を積むこと。積善。
しゅん‐じゅう【春秋】
1 春と秋。「—の彼岸会」 2 年月。また、一年。「幾—を経る」 3 年齢。とし。「いたずらに—を重ねる」 4 《史書の「春秋」から》歴史書。 [補説]書名別項。→春秋
しん‐ちょう【慎重】
[名・形動]注意深くて、軽々しく行動しないこと。また、そのさま。「—を期する」「万事に—な人」「—に検討を重ねる」⇔軽率。 [派生]しんちょうさ[名]