の‐だいこん【野大根】
野生化している大根。のだいこ。
の‐だか【野高】
江戸時代、秣場(まぐさば)や葦(あし)・萱(かや)などの生育する原野を検地し、村高に編入したもの。
の‐だけ【野竹/土当帰】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、基部は茎を抱く。秋、紫黒色の多数の小花を密につける。根を漢方で解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬に用いる。のぜり。
のだ‐し【野田市】
⇒野田
の‐だち【野太刀/野剣】
1 公家の兵仗(ひょうじょう)の太刀の総称。 2 室町時代、武士が肩に背負い、または、郎従に持たせた長大な刀。
の‐だち【野立ち】
「野立て」に同じ。
の‐だて【野点】
野外で、茶をたてること。また、野外で催す茶会。野掛(のがけ)。
の‐だて【野立て】
1 貴人が野外で駕籠(かご)などを立ててしばらく休むこと。のだち。 2 大演習などで野外に設けた天皇の休息所。御野立所。のだち。
のだ‐の‐たまがわ【野田の玉川】
六(む)玉川の一。宮城県多賀城市の川。千鳥の名所。千鳥の玉川。[歌枕]「夕されば潮風こして陸奥(みちのく)の—千鳥鳴くなり」〈新古今・冬〉
のだ‐ふじ【野田藤】
フジのこと。藤の名所である野田(大阪市福島区野田)にちなむ名。