フクシン【fuchsine】
塩基性染料の一。緑色の金属光沢のある結晶。温水に溶けて紫赤色、エタノールに溶けて赤色を呈する。木綿・麻・絹・羊毛などの染色のほか、分析試薬としても用いられる。マゼンタ。ローザニリン。唐紅(とうべに)。
ふ‐こく【腐刻】
薬物を用いてガラス・金属などに彫刻すること。
ふ‐しょく【腐食/腐蝕】
[名](スル) 1 腐って物の形がくずれること。また、腐らせて物の形をくずすこと。「土台が—する」 2 金属材料が水・酸素などとの化学反応によって表面から変質・消耗してゆくこと。また、その現象。...
ふしょく‐こう【腐食孔】
金属などの固体表面が腐食する際に生じるくぼみ。エッチピット。食孔。食凹。
ふじゅんぶつ‐さんらん【不純物散乱】
金属や半導体の不純物原子またはイオンによる自由電子の散乱。格子欠陥を生じ、電気抵抗の原因となる。
ふせ【布施】
大阪府東大阪市西部の地域。もと布施市。大阪市に隣接し、金属・機械工業が盛ん。
ふた‐おき【蓋置】
茶の湯の点前(てまえ)で、釜の蓋や柄杓(ひしゃく)を置く道具。竹製・陶製・金属製などがある。
ふちゅう【府中】
広島県南東部の市。もと備後(びんご)国府の地。備後絣(びんごがすり)・家具・味噌の産地。非鉄金属などの工業も盛ん。平成16年(2004)に上下町を編入。人口4.3万(2010)。 [補説]東京都...
ふっか‐すいそさん【弗化水素酸】
弗化水素の水溶液。無色の液体。ガラスや多くの金属を腐食するので、ポリエチレンやテフロン容器で保存する。非常に毒性が強く、皮膚からも吸収され組織を壊死させる。ガラス、金属の表面加工、半導体基板のエ...
ふどう‐たい【不動態】
金属がもっている化学反応性を失った状態。鉄を濃硝酸に入れると、表面に酸化被膜ができるため、酸に溶けなくなるなど。