ひぞり‐だいじん【干反り大尽】
わがままでやぼな金持ちの遊客。「—、粋な客、夜ごと日ごとに大騒ぎ」〈浄・本朝三国志〉
ひゃくまん‐ちょうじゃ【百万長者】
多大な財産を持っている人。大金持ち。富豪。
ひん‐ぷ【貧富】
貧しいことと富んでいること。また、貧乏人と金持ち。「—の差が激しい」
ビリオネア【billionaire】
億万長者。大金持ち。
ふう‐き【富貴】
[名・形動]金持ちで、かつ地位や身分が高いこと。また、そのさま。ふっき。「—になる」「—な(の)生まれ」⇔貧賤(ひんせん)。
富貴(ふうき)なる者(もの)は人(ひと)を送(おく)るに財(ざい)を以(もっ)てし仁人(じんじん)は人(ひと)を送(おく)るに言(げん)を以(もっ)てす
《「史記」孔子世家から》金持ちは人を送別するときには、はなむけとして金銭を贈るが、仁徳の者は、その人のためになるよい言葉を贈る。孔子が老子を訪ねたとき、帰りぎわに老子から贈られた言葉。
ふ‐か【富家】
財産家。金持ち。ふうか。⇔貧家。
ふく‐じん【福人】
《「ふくにん」とも》裕福な人。金持ち。福者。「銀借(かねかし)仲間の座に連なり…、—の名をとれり」〈浮・子息気質・二〉
ふ‐ごう【富豪】
大金持ち。財産家。
ふ‐しゃ【富者】
富んでいる人。金持ち。⇔貧者。