きんし‐ばい【金糸梅】
オトギリソウ科の半落葉小低木。高さ約1メートル。株立ちになり、長楕円形の葉を対生。夏、やや垂れた枝の先に、黄色の梅に似た花を開く。雄しべが金色の糸のようにみえる。中国原産で、庭木とする。《季 夏》
きん‐しゃ【金砂】
1 金の粉末。金粉(きんぷん)。 2 金砂子(きんすなご)のこと。 3 金色の砂。また、砂金。
きん‐じ【金字】
金色の文字。特に、金泥で書いた文字。金文字。
きん‐じん【金人】
1 金属でつくった人の像。 2 《金色の人の意で》仏。仏身。また、金色の仏像。
きん‐すじ【金筋】
1 金色の筋。特に、制服の襟・袖・ズボンなどに縫いつけたもの。 2 刀で、沸(にえ)が集結してできる、金色の光を放つ長い線条。
きん‐せん【金線】
金の線。金色の線。金すじ。
きん‐たま【金玉】
1 金色の玉。 2 睾丸(こうがん)の俗称。
きん‐ちゃ【金茶】
1 金色を帯びた茶色。金茶色。 2 寄席などで、客のこと。「わかだんなかぶの—といわれたけだ者が」〈魯文・安愚楽鍋〉
きん‐つば【金鍔/金鐔】
1 金または金色の金属で作った、刀の鍔。近世、伊達(だて)な風俗とされた。 2 「金鍔焼き」の略。 3 ぜいたくで華美な人。「—は余程かうじた山師なり」〈柳多留・五〉 4 主君の寵愛(ちょうあい...
きん‐づくり【金作り】
金または金色の金属で飾って作ること。また、そのもの。こがね作り。