にちぎん‐うり【日銀売り】
日本銀行が、金融市場から資金を吸収するために、市場で債券や手形を売ること。日銀売りオペ。→日銀買い →公開市場操作 →売りオペレーション
にちぎん‐がい【日銀買い】
日本銀行が、金融市場に資金を供給するために、市場から債券や手形を買うこと。日銀買いオペ。→日銀売り →公開市場操作 →買いオペレーション
にちぎん‐こうさ【日銀考査】
日本銀行の職員が、取引先の金融機関に立ち入って行う実態調査。資産内容や管理体制などについて調査し、改善すべき箇所があれば指導も行う。
にちぎん‐せいさくいいん【日銀政策委員】
日本銀行政策委員会を構成する、同行の役員。総裁・副総裁(2名)・審議委員(6名)の計9名。衆参両院の同意を得て内閣が任命する。任期は5年。→金融政策決定会合
にちぎん‐とうざよきん【日銀当座預金】
金融機関が日本銀行に保有している当座預金。他の金融機関・日銀・国との取引の決済手段、個人や企業に支払う現金通貨の支払い準備としての役割があり、日銀当座預金残高は準備預金制度で義務付けられた準備預...
にちぎん‐とくゆう【日銀特融】
《「特融」は「特別融資」の略》日本銀行が、内閣総理大臣と財務大臣の要請を受け、経営不振に陥った金融機関に対してする無担保の融資。システミックリスク回避のために行われる。→最後の貸し手
にちぎん‐トレード【日銀トレード】
証券会社や銀行などが財務省から落札した国債を短期間で日本銀行に売却し、利ざやを稼ぐ取引。 [補説]日銀が国債を大量に購入する量的金融緩和政策を実施している間、金利が急上昇して国債価格が下落するこ...
にちぎん‐ネット【日銀ネット】
「日本銀行金融ネットワークシステム」の通称。
にっぷ‐かしきん【日賦貸(し)金】
⇒日掛け金融
にっぽん‐かいはつぎんこう【日本開発銀行】
昭和26年(1951)に設立された全額政府出資の政府金融機関。産業の開発および経済社会の発展に寄与する設備や高度で新しい技術の研究開発、地域開発、都市再開発などに必要な長期資金の貸し付けをした。...