ろく【禄】
1 官に仕える者に下付される給与。律令制では絁(あしぎぬ)・綿・布・鍬(くわ)・穀物などが身分に応じて与えられたが、後世は知行地・扶持米(ふちまい)・給金などに変わった。給与。給金。扶持。 2 ...
ろくおん‐じ【鹿苑寺】
金閣寺の正称。
ろく‐しょう【緑青】
銅または銅合金の表面に生じる緑色のさび。空気中の水分と二酸化炭素の作用により生じるものは塩基性炭酸銅CuCO3・Cu(OH)2で、古くから緑色顔料として利用。硫黄化合物を含む環境下では、その酸化...
ろく‐ゆ【六喩】
仏語。いっさいが無常であることを説く六つのたとえ。金剛経では、夢・幻・泡・影・露・電。維摩経では、幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像。
ろく‐よう【六葉】
6枚の葉を六角形に模様化した飾り金具。長押(なげし)・懸魚(げぎょ)・扉の釘隠しなどに用いる。
ろざん‐じ【廬山寺】
京都市上京区にある円浄宗(もと天台宗)の本山。天慶元年(938)良源が北山に創建、与願金剛院と称した。のち、船岡山の南に再興し、廬山天台講寺と改称。その後度々火災にあい、天正元年(1573)現在...
ロシア‐モンタナ【Roşia Montană】
ルーマニア中西部にある鉱山跡。西カルパチ山脈のアプセニ山地の麓に位置する。古代ローマ時代より金の採掘が始まり、坑道は長さ7キロに及ぶ。オーストリア帝国時代に鉱山町が発達した。2006年に閉山。採...
ロシアン‐ルーレット【Russian roulette】
拳銃の回転式の弾倉に1個だけ弾丸を装塡(そうてん)し、弾倉を回してから自分の頭に向けて引き金を引くゲーム。
ロジウム【rhodium】
白金族元素の一。単体は銀白色の金属。展延性に富む。白金との合金は耐食・耐熱性にすぐれ、熱電対(つい)・るつぼなどに使用。名は、塩の多くがバラ(ローズ)色をしていることにちなむ。元素記号Rh 原子...
ロスチャイルド‐け【ロスチャイルド家】
《Rothschild》ユダヤ系の国際的金融資本家の一族。18世紀にフランクフルトで両替商を営んでいたマイヤー=アムシェル[1744〜1812]が宮廷銀行家となって巨富の基礎を築き、五人の息子が...